2018年4月3日火曜日

VOL.2 なぜ問題行動が起きるのか

一般的に問題行動と呼ばれる行動として多いのが

咬みつき・飛びつき・無駄吠え・引っ張りかと思われます。

しかし、これらの行動はあくまでも人間視座での『問題』であり

犬たちにとっては当たり前の行動です。

彼らは言語を持たないので、全身で表現をします。

咬むという行為は甘えたい時や、怖い、やめてほしいという時に口が出ることが

多いですよね。

飛びつきは愛情や喜びの表現であったりします。

全く種の異なる人と犬が共に生活していく上で、相手を理解できないことこそが

問題行動なのではないでしょうか?




次回は「じゃあ困ったらどうすればいいの?」







2018年4月1日日曜日

VOL..1 犬はどのように学習するのか

犬はどのように学習するのか?

どのような考え方とやり方が一番効果的か?




旧態依然とした「飼い主がリーダーになる必要がある」とする訓練方法の原点は

コンラッド・モスト大佐の『犬の訓練マニュアル(ドイツ1910年)』であり、

ここで強調されていたのは人と犬との関係が階層的だという点です。

このアプローチでは常に飼い主は群れの頂点に立ち、自分の地位を保ち強めなければ

なりません。

その為、犬の問題行動は飼い主が支配力を保つことに失敗したから起こるとの

考えでした。

しかし基本的に犬は家族でパック(群れ)を作っているので、パックのアルファは

支配者ではなく親なのです。




自分自身の子供の頃を思い出してみて下さい。

両親に褒めてもらうと嬉しくて、その笑顔が見たくて行動しませんでしたか?

逆に体罰を受けたり、怒られてばかりいると初めは言うことを聞いていたけれど

だんだん内向的になってきたり、エスカレートしてくると最終的には両親に対して

恐怖を感じて自己防衛のために刃向かうようになりませんか?

犬も褒めてもらえば嬉しいし、何よりも飼い主さんに喜んでもらえることが

幸せなのです。

望ましい行動はしっかりと褒め、望ましくない行動はきちんと正して望ましい行動に

導いていくことが大切です。


次回は『なぜ問題行動が起きるのか』を考えます。




2018年3月31日土曜日

はじめまして!

少しでも、悩める飼い主さん達のお力になれればと情報発信していきたいと思います。




よろしくお願いいたしますm(__)m